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勝ちたい!スポーツ選手を応援する 心と体のコンディショニング

【心001】いいプレーは、いつも主観!?

今回は、ゴルフ編です。

ゴルフ競技者のお悩みで多いのは、
やはりホールの第1打になる、ドライバーショットの出来。

このお悩みに対応した時のメンタル共通点で多かったのは
どんな観察状態でプレーしていたかであり
特に「主観と客観」が注目点でした。
(主観と客観については、また後日詳しく紹介させていただきます。)

では、イメージで振り返っていきます。
よくなかったドライバーショットの場面と
過去のいい印象の残っているドライバーショット場面をそれぞれです。
五感的視点で確認していきますと、違いがある事に気づく事ができます。

例えば、
よかった場面だと、思い描いたボールの起動が再現された のに対し、よくなかった場面では、その時は気づいていなかったが、右のOBエリアがイメージとして再現される。という事は、意識的でないにしても、その時、右方向が意識されていた事が想像されます。ちなみに、お悩み場面では、実際に、2本も右方向にOBしてしまっています。。

別の例では
よかった場面では、五感情報がそれほど多くないのに、よくなかった場面では、やたらと多い違いがありました。それもプレーする事と関係なさそうなものが多い事が特徴的で、そこから、集中出来てない事が推測されます。

どちらの例でも共通しているのは、よかった場面は主観的で、よくなかった場面は客観的な事です。
感情も含め、より感じやすい状態は、主観ですから、身体の感覚が重要なプレー中は、通常、主観状態の方がいい結果に繋がりやすいようですね。

ちなみに、2つめの例にあげた彼女には、改善策として、自分の集中状態の癖を知ってもらい、特に視覚情報との関係が大きい事をアドバイスしました。そうしたところ、彼女は、顔の側面方向までスッポリ覆うようなサングラスをつけるようになり、集中しやすくなった と言っていて、この後、続けて二度コンペでベストスコアを更新、その後二度優勝しました。

ただ、ここでお伝えしたいのは、プレー中は主観の方が結果が出やすい人が多いようだという事であり、主観はいいが、客観はよくない という事ではありません。
また、この主観と客観は、人それぞれで、どちらが多いようだという傾向はありますが、同じ人でも場面が変われば、変わります。ですので、自分がどちら傾向であるか という癖を知る事や、これを切り変える事で、よりうまく運ぶ物事がある事を知っておいていただきたいです。

参考になる事がありましたら、幸せます。
スポーツ楽しみましょう。
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